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執筆者の写真Mariko Kawabata

【HÖBAL SPOON】に込めた想い

屋号の HÖBAL=頬張る、実は日本語です。

お行儀は悪いけれど、口いっぱいにご飯を頬張っていると幸せを感じる。しかも早く食べ終わるので効率が良い・・・私自身、会社員時代はとても忙しく、休憩もままならない日々を過ごしていました。

 

数年後、さじ面のとても大きなスウェディッシュスプーンに出会ったとき「あのときこれを使いたかった!」と思ったのです。日本の食文化は欧米化しているし、北欧の食器を使っている人も多い。スウェディッシュスプーンを日本人の食文化向きに少しアレンジし提案していくことにしました。日中は効率良く食事ができ、夜にゆっくりと食事を楽しみたいときにも使えて、デザートも掬えて、取り分け用にも使える。そして、持ち運びしやすいサイズ感​ (欲張り・・・)。様々なスタイルに寄り添えるオールインワンのスプーンをはじめ、作品はすべて手道具だけで削り出しています。​森に感謝し、育った木を労いつつ、食事の時間が素敵なひとときになりますように、と願いを込めながら。​

 

Oの上の¨(ウムラウト/発音記号)は筆記体にしたとき、美味しそうな顔になるんですよ。

制作したスプーンの裏には、おまじない代わりにこの焼印を入れています。

機会がありましたらお手に取って探してみてくださいね。

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